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APPSPHERE 2015 パネルディスカッション Garmin,Teslaなどの先進企業が語るIoT


appsphere
AppDynamics が2015年12月にラスベガスで開催したAppSphere 2015。

そこで行われたIoTをテーマにしたパネルディスカッション内のコメントを抜粋してご紹介します。

パネリスト
Ron Honeyman Software Engineering Manager, Garmin Connect, Garmin
Satya Komara, Principal Architect, Tesla
Gilbert Chan, Senior Product Manager, SmartThings
Bob Callaway, Director, Solution Architecture, IoT, Red Hat

モデレーター
Prathap Dendi, General Manager, Engineering Technologies, AppDynamics

<発言者名は社名で表記・ポイントとなった発言だけを抜粋>

AppDynamics
まず自己紹介を兼ねて、それぞれのパネリストは、IoTの課題をどのように見ているかを話してもらいましょう。

Garmin
Garminは、GPS技術をコアとして車載用、船舶用などの工業製品を提供してきましたが、中でもフィットネス用の時計タイプのデバイスは、ランニングやスキー、トライアスロンなどあらゆるアクティビティ時の身体の様々な指標を測定しています。このデバイスは、PCやスマートフォンに接続されてデータのアップロード、トレーニングプランのダウンロードができます。IoTの観点からいうと、多角的に常時行われているデータの収集を以下に効率的にアプリケーションに送り込むかというところにあります。

Tesla
Teslaの電気自動車に搭載されているコンピュータは、全てを制御してまた常時走行情報を収集していますし、ドライバーが必要とする情報を取得することもできます。車両からは大量のデータが送られてきますが、そのデータをどのように分析するか、IoTの観点からすると、大量の車両からのデータをビッグ・データ的に分析する部分が非常に重要だといえます。ユーザーがどんな体験をしているか、提供側からはどんなアドバイスができるか、です。これはスマート・カーだけではなく、スマート・シティ、スマート・ハウスなど IoTを応用した全てのものについて言えることです。

SmartThings
デバイス向けのIoTプラットホームを開発している当社からすると、やはり標準化がどれだけ進行していくかが重要であると考えます。標準化がなされることにより、デバイス・メーカーにとっても、収集した情報を活用する側にとっても、ソフトウェアの開発負担とコストは極小化されて普及により弾みがつくでしょう。2020年までには全てのIoTデバイスは標準化されたプラットホームを利用することになると見ていますが、SmartThingsはその中核でありたいと考えています。

Red Hat
現在の課題は、活用事例を積み上げていくことだと考えています。多くの議論はコネクティビティや標準化について闘わされていますが、IoTによって何が提供できるのかの議論はより重要だと思います。とりあえず接続され収集されたデータからどんな価値を生み出すのか、スマート・シティ、スマート・グリッドなどの初期事例からさらに踏み込んだ具体例が出てくることを期待しています。

Tesla
Teslaのビジネスと製品は 100%ディジタル・ビジネス化されている。ユーアーはディーラに足を運ばなくともネットで車両を注文する。車両のコントロールは全て社内のタッチパッドから行うし、車両やドライビングの情報は全てリアルタイムでサーバーに送られる。また、車両側のソフトウェアのアップデートリモートからダウンロードで行われる。アナログ的に必要なものはタイヤや一部の消耗品を適正な状態に保つことだけだ。
車にとって最も重要な事は安全である。IoTとM2M、そしてビッグ・データ解析と機械学習によって、近い将来車は知識を持つようになるだろう。IoTは、各ドライバーの様々な運転パターンや傾向をつぶさに抽出し、膨大に蓄積されたビッグ・データからそのドライバーに対する支援を行う。また、標準化がなされたM2Mは車両同士のコミュニケーションを可能にし、ジャンクションでの相互合流をスムーズに実現するなどが期待されている。もう一歩踏み込むと、車両とドライバーが積極的にコミュニケーションするようになるだろう。音声認識で取得したドライバーの声色から、連続運転の疲労度などを察知して、休憩を促すことなどは当然に考えられる。
現在メーカー各社で研究が進められている自動運転技術は、車両側におけるセンサー技術が中心であり、ドライバーの運転を支援するといった側面が強いが、これに IoTによる 双方向コミュニケーションと M2Mによる車両同士のコミュニケーションが加わり、蓄積されたビッグ・データからの知識や知見が加わることで、自動運転はより実用的なものとなるであろう。
Teslaの電気自動車は既にそのプラットホームは有しているので、現在はデータを収集し分析を開始したところだ。データからどのような知識と知見を生み出すことができるかを楽しみにしている。

Garmin
そのような世界を実現するときに、フロントのデバイス側の開発と、バックエンドのサーバー側の開発が、しっかりと噛み合っていることが必要とされる。IoTの標準プラットホームが必要だと言われている理由は、開発を抽象化してよリ迅速に、フロントとバックで齟齬無く進めるためだと考える。

SmartThings
IoTはスマートホーム、スマートシティでの活用が進んでいくことを期待したい。
例えば私の家では、一日に200万件のイベントがある。このデータをあらゆる家庭から集約し、データ分析を行い、お勧めの利用パターン等を提案する。
IoTのプラットホーム化が進めば、自動車と家、時計が全て相互に通信を始めるだろう。そこにディジタル・ビジネス・モデルが融合するとどうなるか。
Air BnBで予約した部屋に、自動車が自動運転で連れて行って、到着するやいなや部屋の鍵が自動で開く といった具合に。





















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Joe Sexton 氏 AppDynamics のビジョンを語る


Joe Sexton
President of Worldwide Field Operations



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